リスクと衛生管理

2022

05/14

Published

2022.05.14

美容鍼及び、お身体の鍼はお身体（お顔）の表面に鍼を刺すものです。

痛みについては個人的な主観であり、個人差はありますが、全くの無痛ということはありません。

しかし、思っていたより痛くないと言って頂けたり、回数を重ねると、「なんともない」と言われる方も多いです。

中には、どうしても鍼の刺激がダメという方もいらっしゃいます。

そのような方には、刺さない鍼での美容鍼をオススメしています。

また、刺す鍼での美容鍼については、下記の注意点もございますので、よくお読みください。

出血と皮下出血について

美容鍼の1番のリスクは何と言っても、青あざになるような皮下出血・内出血です。

鍼の施術では、鍼が皮膚・毛細血管・筋肉などの組織に刺入されるため、ごくわずかの出血や、稀に皮下出血（内出血）を起こす可能性があります。

お顔には、たくさんの毛細血管があります。外側からは見えないですがたくさんあります。

血管自体が健常であれば、そのほとんどは血管の弾力により血管自体が鍼をよけてくれますが、稀に血管に当たってしまう場合があるのです。

しかし、出血や皮下出血（内出血）は、それ自体は生体の正常な反応に類するもので、施術の過誤によるものではありません。

出血については、お客様自身も気づかない程度です。

また、青あざになるような皮下出血（内出血）に関しても、個人差はありますが、大体１～2週間程度で、必ず自然に目立たなくなっていき消えます。

また、青あざになるような内出血があっても、ファンデーションで隠せるレベルのものが大半です。

どうしても、青あざになると困る場合や、近日中に大切なイベントがある場合などは必ずお伝えください。

刺さない鍼を使った美容鍼に変更もできます。

そもそも鍼を刺されるのが苦手の方用に、刺さない鍼を使った美容鍼灸のメニューもございます。

鍼の衛生面についてはご安心ください。

工場で1本1本滅菌処理のうえ、個包装された鍼を1回ずつ使い捨てで使用しております。

決して使い回しの鍼ではございません。

鍼灸の効果には「直後効果」と「事後効果」があり、施術後すぐに効果を実感できるものと、翌日～2・4日後など一定時間を経過してから効果を実感できるものがあります。

また、効果の現れ方や持続性には個人差があることがございます。施術数日間は、変化についてよくご観察ください。

美容鍼というものは、美容を目的とした鍼による施術のことをいいます。

お店によっては、頭や背中やお腹、腕や脚などにも鍼をすることがありますが、顔の状態が気になっている方が多いため、主に顔に鍼をすることが多いものです。

ちなみに、顔に多くの鍼をいたしますと、主に以下のような効果が期待できます。